関係人口について
関係人口とその意義については、国は次のように説明しています。
- 地域外にあって、移住でもなく観光でもなく、特定の地域と継続的かつ多様な形で関わり、地域課題の解決に資する「関係人口」の創出と拡大を図ることが必要。
- 東京などの都会と地方との双方向の交流を深めることは、地方にとっても都会にとっても地域の活力の向上につながることから双方にとって有意義。
関係人口とは
特定の地域に継続的に多様な形で関わるもの
第2期まち・ひと・しごと創生総合戦略基本目標の見直し
基本目標2
地方とのつながりを築き、地方への新しいひとの流れをつくる。
基本目標2:「地方とのつながりを築く」観点の追加
地域に住むだけでなく、地域に必ずしも居住していない地域外の人々に対しても、地域の担い手としての活躍を促すこと、すなわち地方創生の当事者の最大化を図ることは、地域の活力を維持・発展させるために必要不可欠である。このため、地域外から地域の祭りに毎年参加し運営にも携わる、副業・兼業で週末に地域の企業・NPOで働くなど、その地域や地域の人々に多様な形でかかわる人々、すなわち「関係人口」を地域の力にしていくことを目指す。
関係人口は、その地域の担い手として活躍することにとどまらず、地域住民との交流がイノベーションや新たな価値を生み、内発的発展につながるほか、将来的な移住者の増加にもつながることが期待される。また、関係人口の創出・拡大は、受入側のみならず、地域に関わる人々にとっても、日々の生活における更なる成長や自己実現の機会をもたらすものであり、双方にとって重要な意義がある。このため、第2期においては、地方とのつながりの強化に向けて、地域に目を向け、地域とつながる人や企業を増大させることを目指す。
(第2期まち・ひと・しごと創生総合戦略)